今世界で使われているカレンダーはいつからあるの?

 

 

1582年からだよ。

グレゴリオ暦といって、ローマ法王グレゴリウス13世(1502~1585年)が、それまでの暦(カレンダー)を改良させたんだ。

 

(くもんなぜなぜカレンダー2020/01/14より)

 

 

 

もうちょっと深堀してみよう。

 

 

カレンダー≒暦

 

時間の流れを年・月・週・日といった単位で並べて表示したもの。

時計と並んで人間が時の流れを律するために取り入れた概念をもとにした道具。

何日何曜日に何時で、予定を立てて行動できるのは人間の特徴のひとつだ。

これのおかげで人間は人間たりえる、といえるもののひとつであろう。

 

英語の「calendar」が日本でも定着して使われるようになったが、日本語に置き換えるなら「暦」。

英語の意味とは少し異なってくるし、日本の暦は紐解くとすさまじい情報量になるので、興味のある方は専門書の類をおすすめする。

 

 

国ごとに暦の変遷は実に複雑で、現在でも地域ごとに使われているカレンダーにはそれぞれ「特徴」と言う程度だが差異がある。たとえば日本で言えば「六曜」が記載されているのがそれにあたると言える。

 

→六曜
日の吉兆を占うもので先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六種がある。もともとは中国で時間の区切りとして使われていたと言われる。
縁起の良し悪しで現在でも冠婚葬祭等では重視されるが、科学的根拠はない。

 

英語のcalendarはラテン語の「kalendae」が由来。

意味は「毎月の最初の日」である。

概念があって言葉が生まれる、を実感できる言葉だね。

 

 

カレンダーのはじまりは調べた限り紀元前2000年~6000年と幅がある。

太陰暦の古代バビロニア暦(前2000年頃)と太陽暦の古代エジプト暦(前4200年~)があるようだ。

ざっくりと分けると三種類。

 

太陰暦

 

月の満ち欠けの周期を基にした暦。

古代バビロニア帝国の時代に月を観察して、新月から次の新月までを1ヶ月とするルールを決めたのが太陰暦。「太陰」=「月」のこと。

 

太陰太陽暦

 

太陰暦と太陽暦を組み合わせたもの。

月の満ち欠けを基準とする太陰暦を採用すると、新月から新月までは平均して約29.5日の間隔であるため、12ヶ月間では約354日。
10年経つと約3ヵ月、体感季節が1シーズンズレてしまうことになる。

それを解決するために2~3年に1度、閏月を設けて1ヶ月まるごと差し込んで調整、13ヶ月ある年を作った。

 

→閏(うるう)
余分、余りの意味。
門の中に王と書く。うるう月には王が門から出ず政務を行わない習わしがあったらしい。

 

太陽暦

現在使われているもの。

太陽の周りを周回する地球の動きを基にして日付を決定している。

紀元前46年ユリウス・カエサルが制定(ユリウス暦)。その際エジプト暦を参考にしたと言われる。

 

1582年にローマ法王グレゴリウス13世が手を加え 「グレゴリオ暦」を制定、今日使われているものがそれ。

太陽の角度や星のめぐりなどから計算され作られた。

 

→旧暦
改暦前の暦。
現在では一般的に現行のグレゴリオ暦の前の暦法を指す。

 

日本では

 

日本でグレゴリオ暦が採用されたのは1872年。

それまで使われていた太陰太陽暦「天保暦」は、使用期間こそ短かったものの、その精度はかなり高かった。

にもかかわらず改暦を行ったのには、経済的事情や諸外国との関係性など多分に政治的な要素が手伝ったようである。

 

→明治改暦
明治時代に日本で実施された改暦。
天保暦の廃止及び太陽暦の導入、定時法と24時制の導入を内容とする改暦の布告。

 

 

 

 

日本の暦に関して興味を持たれた方はこちらもあわせてどうぞ。

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暦とは少し離れるが根底のテーマは近いかな、漫画なので読みやすい。

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